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NEVE BA620
2007.8.1





購入して5年程度経過しましたが配線図がないのでずっとそのままになっていました。
基板には24Vと15Vと書いてあるのでインプット15Vバッファー部分が24Vと思い込ん
でいました。インプットトランスのTF10014を見たのはこの基板が最初です。
今回根性入れて配線図を作ったらすごい勘違いであることに気づきました。本体はア
ンプ部分は±15Vのみで電源のインプットは±24Vのみで15Vは内部で作っています。
どうやら15Vがコネクターに出ているのは他の基板に供給するみたいです。*側の
電源部の配線図は書いていません。



アンプ部分の回路です。





アウト部分はBA640やEV10567とあまり違いはありませんがゲインが10db程あります。
初段のゲインが10dbですので初段と終段を直結した場合はゲインが0dbになります。
初段の5番ピンに抵抗を付ける事により30db以上のゲインを稼げますが動作が上安定になり
マイクを直につなぐことは無理みたいです。とは言えこの基板にアウトのトランスを付ければ
S-mixにちょうど良いかもしれません。ベルクリアのTF10014はマイク用の15にゲインや直流
抵抗が非常に似ています。またバッファー部分のOPアンプの吊前とメーカーが上明です。

この回路図を作っていて思ったのは他のVシリーズなどと設計者が違うような気がしました。
電源は15VなのはDA-90と同じですがパターンの引き回しや使っている部品など明らかに
好みが違います。





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