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今回製作したE4002イコライザーの製作過程です。
コネクターの下準備
治具に見本と新しいコネクターを取り付けガイドピンを入れる為にコンタクト
を抜きます。この様に重ねてからやると位置を間違える事がありません。また
ガイドピンはプリント基板を加工して作っています。
基板取り付けにKELのコネクター4630-140-038-SP(金メッキタイプ)を使用して
います。このコネクターからVRに配線するのに線材を半田で付けてその上からイラ
ックスチューブをかぶせています。線の長さと色の見本を作ってありそれに合わせて
加工します。またKELのコネクターをシャーシに取り付けるためヒロスギの10mm角
のブロックを使用しています。またこの作業はまとめてやっています。
パネル部品の取り付け 上側VR
パネル上部につく部品です。パネルの表にねじをださずにSWをつけるのはいつも苦労
します。そのためSWは全て上部に集めてVRの取り付けねじを利用して固定します。
その為に上部にはプリント基板を使用しますが長いのは大変なので三つに分けてあります
ピーク表示のLEDはパネルに合わせて取り付けます。VRはSSLのモジュールから外す時に
どこに使用していたものかを確認して同じ回路に使用します。SWは当然微小電流用の物です。
パネルに上部VRを取り付け冶具に治めた所です。コネクターから手前に出ている長い線は
電源用です。LRと書いてあるのは当然線の長さが違うためです。裏から見た状態で
配線を行います。当然SSLのモジュールから基板などを外す場合もLRを書いておきます。
SWの半田付けは仮にしておきプッシュボタンをつけ位置確認をしながら取り付けます。
配線はドキュメントを作りそれを参考にして行います。コネクター側とVR側上部
と下部が分かる様にしてあります。左の図は試作当時の図です。作業時は手元にお
いて修正しながらドキュメントも仕上げます。
上部の配線が終わったら下部のVRを取り付けます。黒いナットは貴重品で専用の工具でも
たまに滑らせて傷が入る事があるので主にパネル裏の六角ナットで締めていますが普通の
スパナが入らないのでグラインダーで薄く削って使用しています。写真右端の5連のVRの
一番奥はSWでフィルターのon/offなのですがこれは使用せずにパネルのスナップSWを使います。
半田付けした所にはイラックスをかぶせシールドは熱収縮チューブをかぶせます
パネル関係の半田付けが終わり冶具から外した所です。つまみに関しては調整や修正があった場合
VRなどをはずす可能性や、作業中に汚れないように仮でつけます。サイファムですと専用工具
になりますが手持でエルマがあったのでこれを使用しています。マイナスドライバーで簡単につけられます。
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