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NEVE V series EQ
NEVE83010シリーズとV-1のイコライザは同じ基板を使っています。83010をラック
タイプにと言う希望やV1のイコライザを欲しいと言う人も結構多いのでとりあえずプロ
トタイプに挑戦してみました。
依頼主の希望はラックタイプにしてくれとの事でしたがこちらから提案して
◎ input をトランス入力とIC入力両方を切り替えられる。
◎ in/out gain を可変にする。
◎ アウトのトランスを付ける。
と欲張った物になりましたが
モジュールの幅は40mmですので何とか1Uに組めないかと検討しましたが
使うケースは天地の間が38mmです絶縁板を考慮してもなんとか入りますが
熱の問題が残りますしかしそれは後で考える事にしてとにかくチャレンジです。
依頼を受けて半年以上たったのですがパネルにどのようにモジュールを取り付けるかで
色々考えたのですが良い方法がみつからないのとアウトのトランスを付けたいので
材料探しなどで非常に遅くなりましたがプロトタイプなので非常に欲張りました。
組み立て
プリント板の取り付けはシャーシにつける事にしましたそのためパネルにVRとSW用の
穴をあけます。オリジナルのパネルを切り取ってアルミパネルに螺子止めする事にしました。
NEVEのV1がSSLと同じ様な回路構成なのに音が太いと言われる理由を私なりに考えると
V1は音の出口には全てパワーFETによるバッファーがついています。
また、AUX、BUSSはオプションでこの写真に写っているようなトロイダルのトランスが
付けられるようになっています。これらがSSLとの大きな違いです。
写真の手前部分の基板がインサーション用の部分でバランスinとout用のFET
バッファーが組み込まれています。また紙が張ってある部分はinputトランスが付けられます。
電源に関して
今回はこの部分も活用するので電源は16Vと24Vを必要とするために電源トランスを二つ使いました。
インプットトランスの追加
左がOld NEVEでお馴染みのmariairで右が途中から変わったベルクリアです。
インプットトランスを付けたので当然CRその他を追加してあります。
今回こだわったアウトプットのトランスが二個並びました。
2010年8月 一部修正しました。
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