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トンプレッサー 未調整品（組み込み失敗）
あるレコード会社に勤めていた人が製作したトンプレッサーと言うコンプレッサーを私のスタジオ
でしばらく使用していましたがあるエンジニアの方は大好きでガリ等の事情により仕舞い込んでい
たのですがなんとか復活してくれと言われ1Uにまとめて見ました。
左の写真がトンプレッサーの基板です。半固定抵抗だけで11個オーディオ信号系のOPアンプは
全てキャンタイプの741で制御系のOPアンプは通常の4558が使われ制御部分は外国製のFETです。
（本人いわく秋葉で100円だったそうです）in/outのレベルはもちろんスレッシュホールド、
レシオ、アタック、リリースディレッサー、ゲインと全てついていますがユニークな点はメー
ターが制御電圧に直列に入っている事です。直流とはいえインダクタンスの影響は考えられます。
折角つくるのだからと欲張ってイコライザーも入れてみました。
SSL4000Eの一番初期の物です。このEQはまだ組み立てた事がなく音を聞いて見たいと言うのが一番でした。
順番はEQ、コンプとなりますが当然バイパスSWがついていますので単体としても使用できますが
折角ですのでリミッターの制御にもEQが入れられる様になっています。
パネル左半分がイコライザー（初期タイプなのでLFのツマミが茶色）、右半分は
リミッターです。センターのメーターは当然オリジナルから外した物です。
右半分はリミッターです。センターのメーターは当然オリジナルから外した物です
ざっとレベル調整をおこなったのですが、レベル配分がいまいちの感じがします。
調整部分が多いのでじっくりと腰を落ち着けてやらないと駄目な様です。
今回は配線図は省略いたしますが、このコンプは第二段も作るのでその時に
公開したいと思います。
イコライザーに関しては、やはり初期型というか242や132タイプに慣れてしますと
ちょっともの足りない感じがします。
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