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NEVE 3415 MIX
digi001用の簡易ミキサーです手持ちのパーツを流用して作りました。
VUメーターを挟んで左右対称です。インプット1-8はレベル・パン共に固定ですが
on/offだけSWがつけてあります。(一番下のSWで左から順にLRに信号がでます)
9-16のinは上のつまみがゲイントリムでSW付きのVRを使用しレベル固定と
可変を切り替えます。ゲインは15db程度パンにはセンタークリック付き
のVRで誤差の少ない物を選んで使用しました。
左側に並んだ黒い放熱板が付いた基板がBA440タイプのOPアンプで卓の中で
8個並んだ基板がありましたので2段に重ねてインプットに使っています
。もともとマリンエアーの出力トランスをドライブしていました。緑のコ
ネクターがついた基板が33415ミックスアンプです。小型のOPアンプと大
型OPアンプの2段構成でフェーダーアンプも兼ねています。しかしオールド
NEVEのミックスてこれでいいのだろうかと思いました。理屈で言えばchが
増えれば歪が増えるのですけどね
電源部のトランスは1A巻線が2個のタイプしか手持ちになく
安定化電源を2個つけてMIX部分とIN部分に分けて供給してます。
写真の電源トランスの上の部分にゲイントリムのVRがついてます。
SSLのAUX用のVRを流用してPANと固定レベル調整用の半固定VRを
基板を作って乗せています。
製作しての雑感
以前から簡易のサブミキサーが欲しいと思っていたので安いミキサーを改造して
作ろうと思っていましたがなかなか手ごろな箱がなく実現しませんでした。
しかし今回大急ぎで作る事になり裏にD-SUBの穴が空いた2Uのタカチに無理やり
組み込む事にして、2日で製作して調整に1日かかりました。オールドNEVEの音など
とっくに忘れてしまったので音に関してはなんともいえませんがdegi001をテレコ
代わりにしてアタック系とPAD系とか分けて出してMIXしてみましたが大掛かりでなく
一台あると便利だなと思いました。今回はラインアンプにインプットトランスがない
ので次回はAUXとフェーダーモジュールを使用して24ch仕様を目指します。
その前にSSLのMIX部分の基板を使用したバージョンのが早いかも知れません
4U程度で32in位はできそうですが半分バッファーを入れてトータルリミッターを
入れてAUXもつけたいとか欲が出るばかりです。
2000年10月12日追記
当社のV1はモジュールが24本しかなく、25〜48のパッチが空いているので
そこにdiji001とA-DATをつなぎ込み、diji001のアウト16本がこのミキサー
に来るようにしてあります。この状態でDA-88時代よりも音がよくなり卓のガ
リの心配もなくとりあえず満足です。
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