n-tosch top
S-mix 1U 量産タイプ
1UタイプのS-mixの問い合わせも多くなりケースとパネルを正式に作る事にしました。
価格を下げる為にXLRコネクターを基板に直に付けるタイプで24mm間隔の物を採用して
配線にかかる手間を少しでも減らしコネクター4個で基板一枚分としてinでもoutでも
同じサイズの基板サイズで多様性をもたせ、特殊な依頼にも十分対応出来る様にしま
したが19インチ用のケースでは横に14個並べるのが精一杯でインサーションも付けた
いのでXLRを12個TRSを4個で合計16個のコネクターが付く事になりました。またパネル
もシルクを入れる関係上sendの無い小型ミキサーにもなるようにモニター音量用の出力
音量調整用のVR、Ledのレベルメーターも標準で付ける事にしました。
写真の配置はMicのPhantom部分outputBuffer、Lineinput基板二枚
右の写真はパッシブミキサー4ch分二枚のように自由度が広がります。
ゲイントリムに関してはSW付きが条件となり入手条件などから東京コスモス電機
の16型にしました。このSWは基本は電源のon/offに使われるものですがオーディ
オ信号の切替に使っても問題はありませんでした。難点はプリント基板用の物は
強度の点で問題があるので出荷できませんと断られ左の写真の様に使っていまし
たが基板に工夫をして通常端子の物を基板取り付け内部スペースを確保しました。
バスアサインSWは3Uタイプで使っている2chに4回路を使ってステレオ、mute,mono と切り
替えられます。電源部はR-20トランスを使って±18VとLed用の6Vを作っています写真の左
下部分はTRSジャックを取り付ける基板、その隣はモニターアウトのバ ッファーです。
ケースに関して
1Uタイプのケースの場合フロントパネル裏部分の折り曲げは強度の都合でどうしても
必要ですがこの折り曲げ寸法を最小限でやってくれる工場は大変貴重です。追加加工
で価格に上乗せする所もあったり色々探して勉強しました。パネルに関しては3mm厚
で裏からのザグリも含めて妥当な価格で作ってもらえましたがシルクは基本10枚で依
頼しないと結構な価格になります。
History of S-mix